土地探しでやってはいけないこと

土地さがしでは、まずは土地の費用以外にどのような経費が掛かるのか?
こちらを把握することから始める必要があります。

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仲介手数料
土地の仲介をしてくれた不動産屋さんに支払う手数料
※最大で土地代金の3%+6万円に消費税

固定資産税清算金
売り主さんが前払いしてある固定資産税を日割り計算し
売り主さんに支払います

所有権移転登記費用
土地を購入した際に名義をあなたに変更します
その手続きの費用です

これらの費用はほぼすべての土地に必要となる経費です。
他にも上下水道関係の費用や、地目変更費用などが必要になることもあります。

それら経費が必要なことを把握したうえで、
やってしまいがちな失敗についてお話しします。


一つは

価格の安さにつられて高低差のある敷地を選ぶことです。

道路から平坦な土地なら良いのですが、
高低差がある場合には駐車場のためにも
その土地を沢山掘る必要がでてきます。

それは、わずか1mほどの高低差であっても
数十万円の費用が必要になるほどで、
2mを超えるような場合には100万円以上の費用は
考えておかなければなりません。

結果として、価格が少し高い平坦な土地のほうが
総額ではお値打ちになってしまった...
なんてこともあり得ますので、要注意です!


もう一つは

陽当たりの良い土地を求めて、
何が何でも南側道路の土地を探すことです。

南側道路の土地は、
誰もが同じように狙っているため、
値段が一番割高なうえ、手に入りにくいのです。

手に入りにくいということは、
物件情報が公開されると、その土地が良いかどうかも判断する間もなく、
もちろん価格交渉の余地などない状態で
即決を迫られることになるでしょう。

つまり、建物を建てるための予算がすくなくなってしまい、
あなたの希望の建物を建てられない...

あるいは、厳しい住宅ローンを取り組むことになってしまい、
その後の生活が苦しくなってしまう。
というリスクを持っていると言えます。

さらに南側道路の土地が予算内であったとしても、
希望の生活ができない場合があります。

少し想像してみてください。

あなたの土地の南が道路だとしたら、
そこには車や人が行きかうことになります。

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隣近所の方はもちろん、
知らない方からも家の中まで見られてしまいます。

そうなると、人目が気になり、せっかくの南側の大きな窓も
一日中カーテンが閉められているようになったり、
お庭でお子様と遊ぶことも少なくなってしまうことも...

これでは、何のために陽当たりがいい土地を
高いお金を出して買ったのか良く分からなくなってしまいますよね。

というように、
誰もがいいと思っている南側道路の日当たり良好な土地でさえも、
メリットばかりではなく、デメリットも持っています。

土地の情報だけで、完璧さを求めるのではなく、
建物のご計画も併せて考えていただければ
土地探しでの失敗は少なくなるでしょう!

逆に言いますと、
土地探しの際にぜひやっていただきたいことは、

土地探しのプロではなく、家づくりのプロと一緒に土地を見に行くこと!

それにより、その土地にどんな建物を計画できるのか、
どのような経費が必要になるのかを
適切にアドバイスしてもらうことができるようになりますよ。

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