子供のための家づくり【家事楽動線】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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先日、インターネット上の記事をみていたら、
「女性でも入りやすいラーメン屋」というページを見つけました。


ラーメン屋と言えば、以前は男性がお昼に入るものでしたが、
間口を広げて営業をするためのポイントが書いてありました。


雑誌やテレビの特集でも、最近はよく「女性のための○○」や
「育メンのための○○」、「家族連れのための○○」という表現を見ます。


では、家づくりで考えてみると、どんなテーマが喜ばれるでしょうか。


例えば、お子様がいるご家庭では家の中で一番多く時間を過ごすのは、
子育てママや子育てパパではないでしょうか。


料理・掃除・洗濯、そして育児まで、
家の中で頑張ってらっしゃる子育てママ・子育てパパのために
お家づくりでは、家事を応援する間取りプランがあります。


今回そのひとつとして、ご紹介するのは【家事楽動線】です。


耳にされた方も多いかもしれませんが...

家事楽動線とは、
時間と労力のかかる家事をできるだけ楽に済ませるために、
無駄がなく家事が楽になるように考えられた動線のことをいいます。


例えば...

・子供と毎日外出するので、着替えを何度もする。
・洗濯で洗った衣類は部屋干しではなく、ベランダやバルコニーを使って干す。
・料理をするとき、冷蔵庫やパントリーと何度も往復をする。
・買い物をした思い食材を冷蔵庫にしまう
・キッチンで出たゴミは外に出す。

など、家事をする方はAをしたらBをするというルートがあります。


そこを改善する策として
例えば
・買い出しをした食料品はすぐにしまえるように
 パントリーやキッチンを玄関近くに配置する。
・キッチンの隣にはランドリールームを設ける。
・洗濯物が終わったらキッチンとパントリーを抜けて、
 そのままバルコニーに出られるようにする。
・勝手口を付けてゴミはキッチンからすぐに外に出せるようにする。

このようにすれば、効率よく作業ができますよね。


また、お子様から目を離さず家事ができたり、
家事が早く終われば、お子様と一緒に遊ぶ時間も確保できますし、
家事が楽になれば、お子様も一緒に家事を手伝うこともできます。

そうすれば、家族のコミュニケーションの増加にもつながります!

ある調査によると家づくりを行うタイミングの第一位は「妊娠、出産」
第二位は「入園、入学」と続き、お子様のための家づくりを考えられる方が
大変多くおられます。

だからこそ、お子様のための家づくりを真剣に考えている方は、
私たちにぜひお任せください!
必ずお役に立つ情報をお届けいたします!






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家に使われる素材【木】の特性

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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先日あるテレビ番組で、海外の街並みが写っていました。
その際にふと、世界にある家って、どんな素材で出来ているんだろう?
と、今更ながら素朴な疑問が湧きました。


少し調べてみると、世界の住宅で伝統的に利用されている素材は、


石・土・木


この、三つの素材からできているものがほとんどのようです。

中でもここ日本で圧倒的に多いのは『木』
つまり、木造の家です。


日本は海外に比べ、樹木が豊富にあった事も一因ですが、
石も土も、豊富にあるのに何故、『木』なのか?

それには理由がありました。

木の特性のひとつとして、他の素材よりも優れた

『調湿機能』 が挙げられます。


もちろん、土にも調湿機能はありますので、
伝統時に『土壁』を塗る地域もありますが、
土壁を使うと家全体の重さが増してしまい、
構造上、窓が小さくなることもあります。

窓が小さいと、光を取り入れるのが
少し難しくなってしまいますよね。

その点、『木』は柱と梁を組み合わせて作るので、
窓も大きくとれ、明るい環境を手に入れる事ができます。


窓が大きいと、風の通り道ができるので
調湿機能にも、ひと役買ってくれるわけです。


杉の柱一本で、600mm以上(ビール大瓶程度)
水分を吸収する能力があるともいわれており、
六畳間ですと、柱が六本程度使われる事になるので
かなりの量を吸収してくれることになりますね。


しかも『木』は、木材になっても呼吸をしています。

その能力を最大限に生かすコツは、、、

育った通りに、その木を使う事だそうです。


柱に使う場合は、木元を下にする。
梁に使う場合は、木の背を太陽が当たる上に向けるのが大原則。


『木』を継ぐ場合も同じで、木元と木末を合わせて継ぎます。
※植物の導管をつなげるように


そもそも樹木たちは、自分から場所を移動する事はなく
(ガジュマルや、エクアドルの木は移動するそうですが、、)
樹木のほとんどは、芽を出した環境に合わせて育ちますので
材木になったとしても、その特性は健在です。


お風呂場や台所には、湿地で育った『木』
リビングには日当たりの良い尾根の木が適しています。


【地元の木は、地元で使え】と、伝えられてきたのも、
木の能力を生かし、最大限に住み心地の良い家を作る上で、
大切な知恵でもあるんだと、改めて気づかされました。


『木』は、蒸し暑い日本の夏に、相応しい素材です。


木造の住宅の良いところが見えてきた気がしますね。
家づくりは色々なことを知っていると、
もっと楽しむことができます!

これからもこのコラムをお楽しみに!






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災害に備える【保険のお話】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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元日の地震からの復興の中、
またも石川県を襲った大雨による災害。
被害にあわれた方々、そして犠牲になられた方々に
心から哀悼の意を表します。

このような災害はいつ何時自分の身に起こるかわかりません。
災害に強い家をつくることはもちろんですが、
万が一の際に備えて大切な「保険」について今回はお話いたします。


1.風水害に対する保険の種類
風水害とは、台風や豪雨、洪水などによって
引き起こされる自然災害のことで、
住宅の風水害に対応する保険には、
主に「火災保険」「地震保険」の2つがあります。

①火災保険
火災保険は、火災による損害を補償する保険ですが、
風水害に対しても広くカバーしています。
風水害に対応する補償内容には以下のようなものがあります。

・風災補償
台風や竜巻、強風による屋根の損壊や窓の破損、
飛来物による家の損害などが補償対象

・水災補償
豪雨や河川の氾濫、高潮による浸水、土砂崩れによる損害が対象
例)床上浸水や住宅の基礎部分の損傷などです。

・雪災補償
積雪による屋根や建物の損傷も含まれます

<注意>
・火災保険は商品内容によって保証対象は様々で、
水災(洪水や高潮など)を対象にしていない場合もあるため、
契約内容の確認が重要です。
・水災補償がある場合でも、
契約者の自己負担額(免責額)や、
被害の規模によって補償額が制限される場合があります。


②地震保険
地震保険は、火災保険の特約として契約されるもので、
主に地震、津波、噴火による損害を補償しますが、
間接的に風水害とも関連しています。

・津波による被害
津波が原因で住宅が損壊・流失した場合、地震保険で補償されます。

・地震による土砂災害
地震が引き金となって発生した
土砂崩れや地滑りの損害も地震保険でカバーされます。

・地震による火災
地震が引き金となって発生した
火災については火災保険ではカバーできず、地震保険への加入が必要です。

<注意>
・地震保険は、単独で契約できず、火災保険への付帯です。
・火災保険が風水害をカバーしている一方、
地震や津波に直接対応するためには地震保険への加入が必要です。


2.保険料を含めたライフプランシミュレーション
火災保険や地震保険の保険料は、建物の価値や地域、保証内容に応じて異なりますが、
毎年の保険料を組み込んだ、住宅ローンの返済とのバランスを考えた支出計画が大切です。

子どもの教育費や老後資金など、
保険料以外の重要な出費も合わせて組み立てましょう。






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家づくりの最終段階【お引っ越し】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。


夏の終わりに迷走台風10号が各地で猛威を振るいました。
被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。


観光地でも夏の終わりの大切な時期に大きな打撃を受けたことでしょう。
毎度のことですが、自然の力には恐ろしさを感じますね。


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家づくりでは、いつごろに完成させていつ頃にお引っ越しをしたいか。
スケジュールを考えるときには最後のお引っ越し希望日から考えることが多くあります。


今回は、夢と希望の家づくりを進め、
完成したマイホームにいよいよ引っ越す。
そんなお引っ越しについて、よくある質問にお答えいたします。


実はお引っ越しはただその作業だけではなく、
意外とたくさんの手続きが必要になるのです。

しかも、業者に丸投げできるものでもなく、
ご自身でするしかありません。


まずは、引越し前にやっておくこととしては、
お子様が学校や幼稚園などに通われている場合は、
1~2ヵ月前までに、
今の学校へ転校の相談と手続きしに行きましょう。


次に、引越しの10日前~1週間くらいまでに、役場関係に諸届です。
例えば、住民票(転出届)、国民健康保険、
国民年金、福祉関係の諸届、印鑑登録等がこれにあたります。
基本的にはご本人による手続きが必要ですが、
印鑑と委任状があれば、代理人でも可能です。

他には郵便物の転送届や銀行・ローン会社への届出も
この期間に済ませるのが望ましいです。


そして、3~4日前までにガス・電気会社や水道局に連絡をし、
現在のお住まいの引越日まで使用料の清算を行います。

お引越し当日にはにブレーカーを下ろしたり
元栓を閉めたりするのを忘れないようにしてください。


ここまでが、概ね引越し前にやっておくことです。
そして、今度は引越し先で逆の手続きをします。


役場関係には、住民票(転入届)、国民健康保険、
国民年金、福祉関係の諸届、印鑑登録等の届出をします。
ただこの中で住民票(転入届)と国民健康保険に関しては、
引越し後14日以内の手続きが必要です。
※住民票転出届は引越し前14日以内

他には、必ずしも皆さまではありませんが、
新しい学校への転入手続きや、警察署へ免許証の住所変更、
陸運局へ自動車の諸登録なども必要です。


お家づくりを考え始めた段階から、最終的にこれらの手続きをスムーズに行えるよう、
予め印鑑や戸籍謄本、本人確認書類(運転免許証など)、
国民保険証、国民年金手帳などは
一緒に分かりやすい場所に保管しておくのがオススメです。


お家を建てるということは、引越しを伴うものなので、
当社でお家を建てられる方とは、こういった、建て始めてから~お引き渡し、
以降の、住み始め~部分のスケジュールも一緒に打合せで行っています。


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やっぱり足元が大切!【地盤の話】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

お盆休みも明け、今日から日常に戻る。という方も多いのではないでしょうか?
お盆休みにも大きな地震が起こり、南海トラフ注意情報が初めて発表されるなど、
地震に対する緊張感が高まりました。

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私が日々お客様とお話をさせていただく中でも、
「コウケツさんで建てる家は地震に強いですか?」
と聞かれることが多くなりました。


もちろん私たちの手掛ける家は
「安全」「快適」「シンプルデザイン」の
3つのこだわりを掛け合わせますので、
耐震性は当たり前にこだわっていますが、
これからの「地震に強い家」には
同じぐらい「地盤」へのこだわりも大切なのです。


いくら建物が地震に強かったとしても、
地盤が弱ければ、地盤ごと建物が崩れてしまう恐れがあります。


そのため、家づくりを行う際には、
「安全な地盤に建てること」が重要で、
地盤が安全かどうかを調べるのが
「地盤調査」になるます。


そして、調査の結果必要に応じて地盤を補強したりするのが
「地盤改良工事」です。


ちなみにこの「地盤改良工事」
100万円ほどかかる場合も珍しくありません。


ただ、この「必要に応じて」というのが重要なポイントなんです。


というのも、どんな人でももちろん安全な地盤に家を建てたいですよね?


ただ、地盤を調査する会社によっては、
不要な、または過度な地盤改良工事を勧めてくる場合があるのです。


なぜなら、
地盤を調査する会社が地盤改良工事を請け負うことが多いからなんです。


なんとなく分かりますよね?
当然、地盤調査をする会社からすれば、
地盤調査だけをするよりもより利益が取れるのは...


とは言っても、私たちのような住宅会社でも、
その地盤改良工事が本当に必要なのかどうかを判断するのは
実は大変難しいものなのです。


だから、私たちは、全国6000社の住宅会社のネットワークを利用した、
安心して地盤調査をお任せできる会社に、地盤調査をお願いしています。


なぜ安心してお任せできるかというと、地盤改良工事を請け負わず、
地盤調査だけを専門に行っている会社だからです。


だから、過度な地盤改良工事を行う必要がなく、
安心してお任せでき、余分なコストをカットすることができるのです。


家づくりはとても高いお金がかかる一大イベントです。


だからこそ、無駄なお金をかけず、
しかもしっかり安全な暮らしを送れるよう、
家を建てる地盤から、私たちはこだわっています。






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夏に考える理想の住まい

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

毎日毎日暑いですね...

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災害級の暑さと言われた2018年からわずか6年。
今年の暑さは10年に一度などと言われていますが、もはや毎年過去最高を更新してしまいそうな気配すら漂っています...

そんな年々厳しくなる暑い夏は、
家づくりにおいて重要な時期です。

今回は夏の家づくりのポイントを3点ご紹介!


1.快適な住まいづくり=暑さ対策=断熱性能

・断熱材
家の外壁と内側の壁の間にある暑さを調節してくれる素材です。
外が暑くても、室内の温度を上がりにくくするもので、
様々な種類や、素材があり、性能も大きく変わります。

・サッシ
いわゆる「窓」です。
現在では当たり前に複数のガラスを使うペアガラスやトリプルガラス
が標準となってきていますね。

・カーテン
遮熱性能の高い「遮熱カーテン」を太陽光のたくさん入ってくる
南側の窓に使うと高い効果を発揮します。

これらがを整えることで、暑さ対策=快適な住まい
となっていきます。


2.夏の庭造り

日差しを和らげる効果のあるグリーンカーテンとして
ゴーヤやアサガオを窓にかかるように育てることも効果が大きいです。


3.夏のインテリア

夏のインテリアは涼しさを感じさせる色遣いが基本です。
簡単なものでは、クッションなどのファブリックに白や、ブルーなどを取り入れる。

ダイニングチェアにカバーをかけている場合には
そちらも季節によって付け替えてあげると良いでしょう。

観葉植物も視覚的な涼しさを与えてくれます。
暑い季節には目に入りやすい位置に場所を変えるのも効果的ですね。


日本では古来より「家は夏を旨とすべし」という格言があるように、
家づくりの基本は夏に対して最適化せよ。と言われてきました。

暑さ対策は昔から変わらない大切な部分ということですね。
ぜひこの暑い時期に、快適な暮らしを想像してみてくださいね!


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無病息災を祈って【瓦のお話】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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ここ愛知県には日本三大瓦の一つに数えられる「三州瓦」の一大産地であり、
高浜市には瓦の美術館があるだけでなく、
この特産品にちなんで「ONIGAWARA」なるミュージシャンまでいます!

ご興味のある方はこちら:公式サイト


少し話がそれましたが...
今回はこの瓦についてお伝えしたいと思います。


江戸後期、日本では三度目のコレラが流行していました。


コレラは水を介して感染する代表的な水系感染症で、
原発地はインドのガンジス川下流のベンガルから
バングラデシュにかけての地方と考えられている感染症です。


日本の感染経路としてはペリー艦隊に属していた米国艦船ミシシッピー号で、
中国を経由し長崎に入った際に乗員にコレラ患者が出たと伝わっています。


日本ではこのコレラの流行により、衛生観念が一気に高まりました。


当時の日本国内に感染症対策はほとんどなかったそうで、
原因不明のこの病に、当時の不安な人々は加持祈祷に頼り
疫病退散のお札を戸口に貼り、
家に閉じこもったり病を追い払うために
太鼓や鐘を打ち鳴らしたと言われています。


また厄除け・魔除け、吉祥願い等で願いをこめて
願いが込められた紋様が入った建築物が作られていました。


建物の屋根に載っている瓦にも
独自の装飾や紋様が施されていることが多いです。


「三つ巴」(みつどもえ)

勾玉のような形の巴が円形の中に三つ入ったデザイン
(雷さまの和太鼓をイメージすると分かりますね)

「三つ巴」には厄除けや武神の紋章のイメージがあり
水の紋様は火災防止のメッセージが込められています。

「青海波」(せいがいは)

広い海がもたらす恩恵を感じさせる柄でもあり
無限に広がる波の文様に、未来永劫へと続く幸せへの願いと
人々の平安な暮らしへの願いが込められた縁起の良い吉祥紋様です。

この青海波を新築を瓦に使用しても素敵ですね。

「籠目」(かごめ)

格子柄の連続柄の紋様「籠目」
(正三角形を上下に重ねた星形の紋様の連続柄、「星形は六芒星」ともいいますね)

陰と陽、光と闇という相対する事象や調和を意味し、邪気を祓う模様です。

古くから日本では物の怪や邪気、悪霊といった悪い類いは
「凝視」されることを嫌うと考えられていたそうで
籠目模様の隙間を「目」とみたてて、
目がたくさんあるような置物がを家の前に置き対策してきました。

また籠目模様は魔除けの役割があるとされていた為
お札として玄関に貼っていたようです。

また魔除けのアイテムとして、玄関先に竹籠が掛けられていました。


時代は違えど人々が無病息災や、平穏な暮らしをを願うことは不変的なものです。

生活様式が大きく変化し、在宅勤務が多くなったり
ご家族とご自宅で過ごす時間が増えた今、
気持ち良く安全な暮らしが出来るのは当たり前として、
特別な時間を過ごす為の家のアイディア、
住宅のご相談、お悩みなどございましたら
是非弊社までお気軽にご相談ください。






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今改めて考える【地震対策】

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

本日から7月となり、2024年も残り半分となりました。
恐ろしく早くないですか?(;^_^A

さて、本日は7月1日。
あの元日に能登半島を襲った震災から半年がたちました。

多くのご家族が、お正月の団らんを楽しんでいたあの時に襲った震災。
やはり、ここ日本で暮らしていく以上、
いつ何時大きな揺れに襲われるかわからず、
その備えが欠かせないことを突き付けられた気分です。

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そこで今回は、今改めて地震に対する家づくりについてお話ししたいと思います。


政府の地震調査委員会は今後30年以内に
震度6弱以上の激しい揺れに襲われる確率を示した
予測地図を公開しています。


各自治体においてはハザードマップが公表されていて、
予想震度も書かれていたりしますね。


もちろん起こらないに越したことはありませんが、
実際に大地震が起きた時、建物はどうあるべきでしょうか?


安全性の目標として以下の考え方があります。

①「人命を守る」
 ...建物の崩壊・倒壊を防ぐ。家具などの点灯を防ぐ、火災の発生を防ぐ

②「財産・資産を守る」
 ...個人・企業などが自ら保有する財産や資産を地震により損壊することを防ぐ

③「機能を守る」
 ...建物固有の機能(生活・事業・社会的使命等)が停止することを防ぐ


上記の安全性の目標を達成するために、現在の家づくりは様々な技術を使用します。


代表的な地震対策として、

  • 地震の揺れを耐える「耐震構造」
  • 地震時の揺れを抑える「制震構造」
  • 地震の揺れを伝えさせない「免震構造」
  • の3種類があります。


    今回はこの3種類の違いを少し詳しくお話します。


    まずは制震構造です。

    「制震」とは、エネルギーを吸収する物を住宅に
    配置することで建物の揺れを抑える工法です。

    超高層ビルや橋にも採用されている最新の揺れ防止技術のひとつです。

    エネルギーを吸収する物としては、ゴムやオイルなど
    様々な素材や形状で選択肢が多い構造になります。


    次に免震構造です。

    「免震」とは、ベアリングや積層ゴムを建物の下に設置し、
    免震層を介在させることによって、地面の揺れから免れます。

    つまり簡単に言うと、住宅は宙に浮いた状態になり、
    地面だけが動きその動きが建物に伝わらない構造になります。

    地震対策としては最も効果的で理想的な工法です。


    ただし、デメリットもあります。
    それは、浮いている状態であるため風の影響を受けやすく、
    他の構造に比べコストがかかりやすい等が挙げられます。


    最後に耐震構造です。

    「耐震」とは、筋交いや面材によって強度を高めて、
    地震の力に耐える工法です。

    建築基準法では、1923年の関東大震災クラスの地震に
    耐えられる建物の強さを耐震等級1と定めています。

    つまり、大きな自信があっても耐えられると言えますが、
    建物を動かないように固定し強度を高めていることから、
    実際に大きな揺れが繰り返し起こった場合には
    固定している筋交いなどにゆるみなどが発生し、
    建物が痛んでしまうことがあります。


    以上が建物の地震対策の説明となります。


    どの構造が良い、悪いではありません。
    最初に書かせていただいたように、ハザードマップによる地域性や
    家づくりの予算など、様々な要因から対策を選ぶのがいいと思います。

    また、これらの工法は組み合わせて使われることもあります。
    耐震+免震構造や耐震+制震構造などです。


    参考までに弊社の家づくりでは、
    地震に耐える「耐震構造」と揺れを軽減する「制震構造」
    これらを組み合わせ、安心な家づくりを進めております。

    詳しくはお気軽にお問い合わせくださいね。
    今回も最後までありがとうございました。


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    雨の季節に傘をさすように【家の屋根】

    こんにちは。
    皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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    今年は例年に比べて雨が少なく、なかなか梅雨入りしませんね。
    雨の日が好き!というかたはあまり多くはないと思いますが、
    それでもある程度は降ってもらわないと、水不足など
    夏に影響が出ますので困ってしまいますね。


    梅雨入りが待ち遠しいですが、
    雨が降った時にどうしても外に出かけないといけない。

    そんな時、皆様ならどうしますか?


    そうです、傘を差しますよね。


    ではなぜ傘をさすのかというと...
    もちろん、服やかばんを濡らしたくないからですよね。


    何を当たり前の事を言っているんだ!


    このコラムをお読みの皆様がここで読むのを止めてしまいそうですので(笑)
    そろそろ本題に入ります。


    人でいう「傘」は家に置き換えると「屋根」になります。


    では、建物になぜ屋根があるかというと、
    それは人が体や持ち物を濡らしたくないのと同じで、
    外壁などを濡れにくくし家を傷みにくくするためです。


    軒の出の深い屋根は大きな傘をさしているのと同じで、
    外壁が濡れにくくなります。


    だからと言って軒の大きな家が間違いない!とも言えず、
    人によっては大きな傘は邪魔くさいなと感じるように、
    大きな軒がお好きでない方もいらっしゃるかもしれません。


    そんな時には防水性の高い材料を選ぶとよいでしょう。


    いずれにせよ、降る雨は高いところから低いところに流れるので、
    その流れに逆らわないような屋根のデザインが必要になってきます。


    軒を長くして、軒下にバルコニーを付けるのも魅力的ですね。
    いわゆるインナーバルコニーというモノです。


    その際に、

    『長い軒下のせいで室内が暗くなってしまう』

    という悩みに直面したら、軒の上にトップライト(天窓)をつけ、
    室内に明るさを入れることで解決することもできます。


    いっそのこと、垂れ流しにすることもいいですね!!
    一般的には軒先の樋を通して雨を集め、
    竪樋で地上に降ろしてから排水していきますが、
    場合によってはバルコニーの先端から垂れ流ししてしまうほうが
    むしろ簡単だし安全かもしれないですね。


    ただ、その際には外壁に垂れ流さないように工夫も必要ですが...


    軒下の長さや屋根の形を変えるだけで、
    自分が創りたい暮らしのカタチに変幻自在となると
    家づくりもワクワクすることがたくさんあります。


    屋根のカタチは家の外観、イメージをつくる大きな要素です。
    自分のライフプランに合わせて屋根の形を変えてみるのもいいですね!






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    ピンっと来ない...単位のお話

    こんにちは。
    皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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    皆様は長さを測るときにはどのような単位で考えますか?


    ほとんどの方が、センチやメートルといった表現をされるかと思います。
    これはメートル法と呼ばれるもので、法律でも義務つけられており、
    取引上の計量には国際基準であるメートル法を用いることとされています。


    そのため建築業界も図面上にあらわされる長さや
    面積の表示は全てメートル法となっています。
    お部屋の広さは◯㎡など書かれているのをよく見られると思います。

    ですが実際の建築現場ではどうかと言いますと、

    「いっすんごぶ」

    「さんじゃくごすん」

    など暗号のような言葉が飛び交っています。


    昔の日本では当たり前に使われていた単位、
    「寸」「尺」「間」などのことを言っています。


    この「寸(すん)」「尺(しゃく)「間(けん)」は
    尺貫法と呼ばれる単位で、日本独自の単位になります。


    なぜ建築現場では未だに昔の単位が使われているのでしょうか?


    それはこの昔の単位には人の体にフィットするような
    柔軟性が秘められているからです。


    起源から見てみるとその秘密がわかります。

    メートル法の起源は1791年に、
    地球の北極点から赤道までの子午線弧長の
    「1000万分の1」として定義されました。


    つまりメートル法とは地球を基準とした単位になります。


    それに対し、尺貫法は人の体を基準とした単位です。


    1寸は手を広げたときの親指と中指の先の長さ、
    1尺は肘から手首の間にある尺骨と呼ばれる骨の長さ、
    1間は人の身長を基準としています。
    ※こちらは諸説ありますので気になった方は調べてみてください。


    この人の体を基準とした尺貫法の最もわかりやすい例が畳です。

    畳の単位は、1畳(いちじょう)と呼ばれ、
    この畳(じょう)という単位は縦6尺、横3尺となっています。


    古来より「立って半畳、寝て1畳」と言われており、
    このサイズが人間の動きに最低限必要な寸法と言われているのです。


    この畳の横幅の3尺が家作りの基準となっています。
    3尺はメートル法に変えると910mmとなり、
    家の設計図を見るとこの3尺(910mm)を基準として
    作られていることが多く、図面上には2,730や3,640といった
    メートル法で考えるとちょっと中途半端な数字が並びます。


    また、浴槽(ユニットバス)やトイレ、
    キッチンなどの設備や機器も3尺(910mm)に
    収まるように作られていることが多く、
    効率よく配置されるようになっています。


    さらに、建材と呼ばれる家を建てるために必要な材料(石膏ボードやベニヤ)
    も尺貫法に合わせてあるものが多く、
    メートル法での建材より多く流通しているため、
    建材にかかる材料費をメートル法での建材より抑えられるといった利点もあります。


    そんな建築業界以外では馴染みが無かった尺貫法ですが、
    今お住まいの家も尺貫法を基準としているかもしれません。
    気になる方は家のいろんな箇所を測ってみてください


    廊下の幅が780mmだったりしたら、
    あなたのお住まいは尺貫法基準のお家ですよ!






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    家というモノを通して、豊かな人生を創造します。