知って得する「カーテンの色の効果(暖色編)」

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。


image08.png

打合せの時から数えて、およそ8カ月。
夢にまで見たマイホームが完成したら、
いよいよ新生活のスタートです。


新たな生活に必要不可欠なものの1つに
「カーテン」がありますね。


この「カーテン」は、
もちろん好きな色を取り入れるのが1番です。
お気に入りのインテリアは毎日の生活をより楽しく
素敵なものに演出してくれますからね!


しかし、色にはそれぞれ効果があり、
お部屋によって、おすすめの色や
使い過ぎない方が良い色があります。


今回はカーテン選びの参考にしていただくために、
「暖色系」の色の効果ついてご紹介したいと思います。

【白・アイボリー・ベージュ】

清潔感があり明るい印象を与える、
白・アイボリー・ベージュ。

これらの色は、空間を広く見せる効果があるので
狭い部屋にもおススメ!

特に白色は太陽の光をたくさん取り込みます。

日が当たり過ぎる部屋の場合は、
暑くなりすぎてしまう可能性があるので一工夫。

遮熱効果のある素材を使うことで、暑さを和らげることができます。
機能性に目を向けることも大切ですね!


ベージュは、飽きにくく、洋風・和風・モダンなど、
どのインテリアとも合わせやすい優れモノです。

万人ウケする色ですが、使い過ぎると、
のっぺりした印象になりやすいので、
アクセントカラーをインテリアに取り入れるようにして、
空間にメリハリを与えるとよいでしょう。


【オレンジ・黄色】

オレンジ色は、緊張感をほぐしたり、開放的な気持ちにしてくれます。

また、食事を美味しく見せ、食欲が増進する色でもあります。
キッチンやリビングだけでなく、子供部屋にも最適!
部屋全体が明るく、元気な印象になりますよ。

さらに、壁や床の色に多い、白色・茶色と相性が良いので
意外とコーディネートもしやすいのです。

黄色は、気持ちを前向きにし、にぎやかな雰囲気をつくります。

会話を活発にしたり、
時間が早く感じる効果があると言われています。

カラッと乾いた印象になるので、
トイレや浴室など水まわりも印象を良くすることができます。

道路標識や子供用の通学帽子が黄色になっているように、
注意を促す目立つ色であり、興奮作用もあります。

使いすぎることなく、
お部屋のワンポイントとして取り入れるのも良いでしょう。


【赤・ピンク】

赤色は、交感神経に作用し、体温を上げたり、
食欲を高めてくれます。エネルギッシュで元気が出ます。

人の集まるダイニングやリビングにピッタリ。
気持ちを盛り上げ、楽しい会話が弾みます。

その一方で、興奮作用があり、取り入れ過ぎると
落ち着かない部屋になる場合があるので、
差し色として取り入れるのもおすすめです。

ピンク色は、情緒を落ち着けて、優しい空間にしてくれます。

淡いピンクはリラックス効果も高く、
寝室や子供部屋に採用されることが多いですね。

化粧品のパッケージや女性向け広告に多用されているように、
華やかでありながら柔らかく、女性的な印象になります。

また、女性ホルモンを刺激し、肌の調子を良くしたり、
血行が良くなるなど、美容効果があるとも言われています。


以上、暖色系の色が持つ効果について簡単にご紹介しましたが、
1番大事なのは、
そこで暮らすご家族みんなが気持ち良く生活できることです。

色の特性に囚われ過ぎず、
ご家族の意見を大切にしてくださいね。

そして快適なマイホームライフを
私たちと一緒に作っていきましょう。

カーテン工事については、
オプション料金が発生する住宅会社もあります。

え?あなたのところはどうなの?
私たちの場合の取り扱いが気になった方は、
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。


今回も最後までありがとうございました。
次回もまたお楽しみに!


各種イベント開催中

【随時開催イベント】

【期間限定開催イベント】

  • 3/23(土)笑顔満開!得する暮らしの体感フェア【大好評のうちに終了しました】


「Life Style Design」

ライフスタイルをデザインする。

家というモノを通して、豊かな人生を創造します。


家づくりには思い込みは厳禁?

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。


image07.png

家づくりを進めていく中では、
間取り、予算、土地、などなど、
決めていかなければいけないことの連続です。


いつ建てるのがベストなのか?

どんな家がいいのか?

予算はどれくらいなのか?

どこの場所で建てるのか?

どこの会社に頼むのか?


少し考えただけでも、眩暈がしてきそうですね...


しかも現在では家づくりに関する情報は
ネットや本、知人友人からのアドバイス、
住宅会社の営業マンからの提案など、
様々なところから簡単に仕入れることができてしまいます。


しかし、たくさんの情報が溢れすぎているため、
何が間違っていて何が正しいのか?を判断することが難しく、
思い込みで決めてしまうこともしばしばあるかと思います。


ニュースや本などに出ている言葉で
アンコンシャス・バイアスというものがあります。


これは「無意識の思い込み」という意味の言葉で、
自分自身の過去の経験や知識、価値観などから、
本人では中々気付くことができない、物の見方の偏りを産んでしまいます。


それが原因で、判断を誤って失敗をしてしまうことがあるかもしれません。


例えば、家づくりの手順について。


まずは住む場所が決まらないと、何も始められない!
と、まずは土地を探すことから始め、
そこから、間取りを決め、どんな仕様にするのかを決めていきます。


が、そこまで進んだ段階で、
住宅ローンが通らなかったり、総額予算が合わないことが発覚したり...


家づくりの順番を思い込みで土地からということで考えた結果や、
建物そのものの予算を検討する前に動き始めた結果、
結局振り出しに戻ってしまうということがあるかもしれません。

もちろん土地探しから行うのが必ずダメ!
と言っているのではなく、そもそも売り物件がほぼ無いエリア、
地価が高いところを検討する場合や、
住む場所を第一優先に考えた場合は効率的に進められることもあります。


また、思い込みは悪い結果を産むだけのものでもありません。


一度家を建てたことがあって、過去の経験から
その思い込みによって正しい判断を行えることもあるかと思います。


大事なことは、どこかに思い込みがないかを考えてみることで、
自分自身やご家族としっかり向き合って、判断することだと思っています。


家づくりは、一生に一度の大イベント。
と、言われていますが、
そもそも本当に一生ものなのか?


言葉の意味をそのまま鵜呑みにすることなく、
それが事実なのか?解釈なのか?
を考えてみると、意外と新しい気づきがあるかもしれません。


思い込まず、縛られることもなく、
自由な発想で、楽しく家づくりを行っていきましょう!


家づくりで豊かな人生を創造しましょう!


各種イベント開催中

【随時開催イベント】

【期間限定開催イベント】

  • 3/23(土)笑顔満開!得する暮らしの体感フェア【大好評のうちに終了しました】


「Life Style Design」

ライフスタイルをデザインする。

家というモノを通して、豊かな人生を創造します。


たかがトイレと侮るなかれ!

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

突然ですが、皆様はトイレの後は、どこで手を洗っていますか?

w08-013 - コピー.jpg

トイレから出て、洗面台?

トイレタンクの上の手洗い場?

それとも、手洗い付きのロータンク便器?


このシステムを考えた方ってどんな方なのでしょう。

発明家?

きれい好きな方?

最近ではテレビでも小学生発明家!なんて特集もあるぐらいですから、
もしかしたら子供かもしれませんね。


正解はわかりませんが、
開発した方は手洗い付きのロータンク便器を完成させたとき

「これぞ世紀の大発明だ!!」

と喜び、ガッツポーズをしたかもしれません。


ですが、ちょっと想像してみてください。
トイレ上の小さな手洗いで肩をすくめて手を洗っている自分を...
なぜかどことなく悲しく寂しく見えませんか?


手を洗っている時の水が飛び散らないように気を付けるため、
十分に手を洗えませんし、
石鹸や手洗い用ソープの置き場所にも困ってしまいます。


とはいえ、トイレで用を足したらまずは手を洗いたいですよね。


トイレは別名「お手洗い」というくらいですから、
用を足した後すぐ手が洗えないとお話しになりません。


最近は用を足した後、手を洗わない方がいることも
調査で分かっているそうですが...

みんながみんなそうではないでしょう。


ですので、トイレには何らかの手が洗える仕掛けが必要となるのです。

となると、どこで手を洗うのか...


出来ればトイレの中にしてください。


小さな手洗い受けをつけるだけでいいのです。


どこにどんな形の手洗い器をつけるかは皆様の自由です。


ただし、レイアウトと、寸法は最善の注意を払っておかないと
後々、後悔します。


一言にトイレ用の手洗い器と言っても、様々なタイプがあります。

・壁掛けタイプ

・オーバーカウンタータイプ

・アンダーカウンタータイプ

・ボウルタイプ

掃除のしやすさでいえば、凹凸の少ないアンダーカウンタータイプですね。
個性的なものを好まれる場合には、ボウルタイプも良いかもしれません。


それに合わせて、付ける場所も気をつけないといけません。


幅が広いトイレなら、トイレと平行に。

奥行きのあるトイレならトイレと向い合せ。

もしくはトイレと少しずらして平行に。


住宅としては、少し豪華になるかもしれませんが
トイレに手洗い器だけではなく、鏡や照明をつければ
お化粧室への昇格いたします!


トイレのレイアウトはデリケートなのです。


トイレも広いほうがいい!と思っても、
横幅が広すぎるとトイレットペーパーに手が届かなかったり...


逆に、トイレが狭すぎると小回りや掃除が難しくなったり。


トイレの設計は、手を洗う方法やどこに洗面器とトイレを設置するかの
レイアウトをしっかり考えなければならないのです。


一日の中で長い時間を過ごすわけではありませんが、
たかがトイレ。と侮ってしまうと、
毎日の生活にストレスを感じることにもなりかねません。


ぜひ、ご自身のライフスタイルに照らし合わせて、
トイレのレイアウトは検討するようにしてくださいね!






各種イベント開催中


【随時開催イベント】







「Life Style Design」


ライフスタイルをデザインする。


家というモノを通して、豊かな人生を創造します。





2024年の初頭に家づくりの大切なことを思い返す

新年あけましておめでとうございます。

と、心の底から言えない年明けとなりました2024年。

1/1の午後4時ごろに、石川県能登地方を中心に最大震度7を記録した
令和6年能登半島地震

まずは、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

そして、必死の救援活動をされている皆様。
本当にお疲れ様です。ありがとうございます。

私も微力ながら、買い物に出かけた先に設置されていた募金箱に
募金をさせていただきました。
被災地に対して、自分ができることを少しでもしていきたいと思います。


さて、そんな年明けとなった2024年。
テレビから映し出される被災地の状況。
基礎からひっくり返ってしまった住宅。
1階が無くなってしまった住宅。

家づくりにかかわるものとして、
地震に対する備えの大切さを改めて突き付けられた気分です。

image10.png

今、新しく建てられる住宅は強い地震に耐えられるように設計され
耐震等級3という、より地震に強い住宅も普及してきています。

しかし、現在最も多く普及している木造2階建ての住宅の多くは
その地震に対する基準を満たしているかの審査は行われていません。
設計した建築士に任されているのが現状です。

もちろん、すべての建築士が責任をもって、
構造の検討をしたうえで住宅設計をしているはずですが、
実態は分かりかねるというのが事実です。

その状況は今年いっぱいは続きます。
2025年の4月に、この特例制度は廃止され、
ほとんどの建物で構造の審査が行われるようになります。

このことから、今から家づくりを考えられる方に
ぜひ注意していただきたいことがあります。


それは、

検討している住宅の耐震性能がどうなっているか?です。

今申し上げたように、
現在は多くの木造住宅が、
構造に関する審査が省略される特例対象になっていますが、
2025年4月からはその部分も提出し、審査が行われます。

ここから考えられるのは、
ギリギリの設計をしている住宅を2025年4月以前に建ててしまおう!

という考えをもって家づくりをする方が、
中にはいるかもしれない...ということです。

この2025年4月には、
耐震性だけでなく、省エネ基準も義務化され
断熱性能などにも基準が設けられるようになります。

耐震性を高めることと、断熱性を高めること。

この二つを同時に行わなければいけなくなり、
いわゆるローコストで家づくりを行っているところにとっては、
大きなコストアップの要因となることが予想されます。

つまり、
その必要のないうちに建ててしまおう!
と、急がせることがあり得ます。

今は良くても、来年4月以降には
現在の基準を満たしていない住宅
「既存不適格」という呼び方をされてしまいます。

せっかくの新築住宅が2年もしないうちに、
旧時代の建物になってしまうということです...


今回の地震を教訓に、
今年家づくりをお考えの方は
ぜひ、耐震性をはじめ、2025年4月以降にも対応した
高性能な住宅を第一に考えていただけるように、
家づくりにかかわるものとして、伝え続けていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。






各種イベント開催中


【随時開催イベント】



【期間限定開催イベント】







「Life Style Design」


ライフスタイルをデザインする。


家というモノを通して、豊かな人生を創造します。