猫と暮らす家づくり「ともに幸せに暮らす家とは?」

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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突然ですが、皆さんは家族の一員として、ペットを飼っていますでしょうか。

新型コロナウイルス以降、ペットを家族に迎え入れた方が多く、
その中でも特に猫の人気が急上昇しています。


そこで、今回は、猫の気質をよーく理解し、
それに合わせた家づくりのアイデアを提案したいと思います。


まず【猫の性格】と聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?

かわいい、好奇心旺盛、時々甘えたい...

など猫は自由気ままな生き物で、
その気持ちは日々変化するイメージをお持ちなのではないでしょうか。


そんな猫の特性を考慮して、家づくりを考えてみると、
どのような要素が重要になるでしょうか。


一番大切なのは、何と言っても「安全性」

これは、猫などペットに限ったことではありませんが、
とても大切な要素であることは当然ですね。


なかでも猫は繊細な生き物で、
大きな音に驚いた拍子に窓から飛び出してしまう可能性もあります。


それはもちろん我々飼い主にとっても猫自身にとっても、
非常に大きなリスクとなりますよね。

そうした危険を避けるための一つの対策として、
脱走対策用の内ドアの設置が推奨されます。


また、よく窓辺で外を眺めている姿を見かけますように、
猫は外の世界に強い好奇心を抱く生き物です。


この内ドアは、ただ単に窓やドアからの脱走を防止するだけでなく、
窓を開けたときに外の新鮮な空気を感じることができます。


内ドアを設けることで、猫は安全な状態で外の世界とつながることができ、
ストレスの軽減だけでなく、心身の健康維持にもなるでしょう。


次には、猫が満足感を得られる遊び場の設定が必要です。

キャットウォークやキャットステップの設置は、猫の上下動を促進し、
散歩代わりにもなります。

室内のスペースが限られている場合には、
収納とキャットステップが一体化となった家具もおすすめです。


さらに、ペット用フローリングを選べば、爪の傷もつきにくいだけでなく、
お掃除が楽だったり、滑りにくい仕上げになっていたりして、
猫にも人間にも嬉しい機能が盛りだくさんです。


最初にお話ししましたように、
コロナ禍以降特にペットと暮らす需要が増えたこともあり、
各メーカーさんも様々なペットと暮らす生活を商品化しています。

LIXIL:猫壁(にゃんぺき)
https://www.lixil.co.jp/lineup/s/catwall/products/feature/

Panasonic:わんにゃんsmile
https://sumai.panasonic.jp/interior/wan-nyan/

家づくりは一度コンセプトが明確になれば、
それに沿った具体的な計画を進めていくことが可能となります。


例えば「猫第一!猫ファーストの家」や
「猫も私たちもうれしい機能が充実した家」などなど...
コンセプトが決まれば家づくりに必要な要素が見えてきますね。


猫それぞれに個性や性格があり、
その違いを理解し尊重することは、
人とペットが共に幸せに暮らすためには欠かせません。


猫に最適な環境を提供し、ストレスを最小限に抑えることで、
生活の質を向上させることができます!

お互いが安心して過ごせる家づくりを考えていきましょう!






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失敗事例から学ぶ土地探し

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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私たちに家づくりのご相談に来られる方の多くは、
30代の子育て世代の方々です。

そんな皆様はほとんどが、土地探しからのスタートとなります。
「良い土地」を探して、インターネットを見続けたり、
時々入る不動産情報に目を光らせたりするのですが、
なかなか巡り合うことができません。


なぜなら、「良い土地」というのは、
出てきたらすぐに売れてしまうからです。


だからといって、そのスピード感に負けないようにと、
見つけ次第すぐに!!
とはいっても、何百万円何千万円とする高価なものであり、
衝動的に買うわけにもいきませんよね。


先日、同じく住宅会社を営む方たちと共に勉強会に参加し、
「土地購入でお客様が失敗した例」というのを
共有してきましたので、ご紹介いたします。


(ケース1)

  • 目の前が開けた土地だと思っていたのに...
  • 日差しの入る、明るい一戸建てを希望しており、
    南側に広い平面月極駐車場のある土地を購入。

    吹き抜けのある広々とした家を建築。
    希望通りの生活を送ることができていました!

    しかし数年後、駐車場の場所にマンションが建ってしまい、
    家は薄暗い印象の家に...

    広い駐車場や農地などは、相続や売却されるなどして
    いずれマンションが建ってしまったりする
    可能性も見込む必要があるかもしれません。


    (ケース2)

  • 角地で便利だが、家の前にゴミが!
  • 数十メートルで幹線道路に出られる
    便利な立地の角地を一目ぼれで購入。

    好立地な割に割安な土地だったので、
    急いで行動をして無事に購入することができたのですが、
    工事を始めたのちに、目の前が地域のゴミステーションであったことに気づく。

    家が建ち実際に住み始めると、
    カラスなどによってゴミ袋が荒らされることもしばしば。

    ゴミの収集日にはニオイが気になったりしました。

    自宅前であるため、ゴミの日には
    改修後に毎回掃除をすることになってしまいました。

    土地を購入する際は、
    ゴミステーションの場所も確認しておきましょう。


    (ケース3)

  • 日当たりを考えて家作りをしたのに、夏がとても暑くなってしまった
  • 学校や駅も程近い利便性のよい土地を購入。
    土地の形が旗竿状になった旗竿地で、

    安く買うことができたものの、
    周りを家に囲まれているので

    1階は暗くなることが予想されました。

    そこでキッチンやリビングを2階に配置するプランにし、
    トップライト(天窓)からたっぷりの光を採り込む計画にしました。

    住んでみると、期待通りの明るさは確保できたものの、
    直射日光による夏の暑さに悩まされることに...

    旗竿上の土地を選ぶ際には、採光計画に工夫が必要となります。
    トップライト(天窓)で計画する場合には、
    太陽光が過度に入ってこない計画を立てていきましょう。


    (ケース4)

  • 風の強い日に砂埃が飛んできて洗濯物が干せない
  • 子どもの通学に便利がよいところを探していて、
    小中学校までの距離が近い土地を購入。

    とても良い条件の土地なので、無事に購入出来て一安心。

    しかしこれがあだとなり、
    風の強い日は校庭の砂埃が飛んでくるという予想外の事態に。

    そんな日には洗濯物を外に干せません。

    天気がよくても、洗濯物は室内干しとなり、
    また布団はクリーニングに出すようになり、
    予定外な出費がかさむことに。

    子育て世代に学校近くの土地は人気です。
    人気の学区となると本当に物件情報自体が出てきません。

    しかし、学校に近すぎると騒音や砂ぼこりも被ることになる。
    ということも認識しておかなければいけませんね。


    (ケース5)

  • 家の前は抜け道!
  • 子どもをのびのびと遊ばせたいと考え、
    公園に近く庭も広く取れる土地を購入。

    しかし、目の前の道路は日中、
    いわゆる"抜け道"となっていて、
    ことのほか車の往来が激しいことが発覚。

    子供が公園に行きたがるときも、
    庭で遊びたがる際にも、
    道路に飛び出したら危ないので目を離せません。

    土地の状況は曜日や時間帯によって変化します。

    道路の交通量もその一つで、
    特に子供が小さいうちは日中の交通量を調べましょう。

    以上、土地探しの失敗例をご紹介しました。

    土地は高価なものなので、失敗したからと言って
    簡単に買い換えられるものではないですよね。

    家づくりにおいて土地を選ぶということは
    ご家族皆様の"ふるさと"を選ぶことになります。

    私たちは、価格や駅近くなどの条件も大切ですが、
    皆様にとって本当に適した土地か。
    夢のマイホームを建てることができる土地かを
    適切にアドバイスさせていただいています。

    各種相談会でも土地の選び方をお伝えしています。
    ぜひお気軽にご連絡ください。






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    非常時の備え「ご家庭での準備」

    こんにちは。
    皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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    2024年は元日から能登半島での大きな自信があり、
    ますます関心が高まっている災害対策。
    今回はその中でも、家から逃げ出す時のことに触れたいと思います。


    災害時に備えた準備は、
    「1次持ち出し品」「2次持ち出し品」
    分けて準備しておくのが良いと言われています。


    「1次持ち出し品」とは避難時にすぐに持ち出すべき、必要最低限の備えです。
    つまり、その目的は最初の1~2日間をしのぐためのものです。


    非常持ち出し袋にいれておき、
    万が一の際に持ち出しやすい場所に置いておくことが大切です。


    大人2人×1日分として、以下をご参考に中身を準備し、
    またその中身の有効期限なども確認しておくことが大切です。


    <食料・飲料>

  • 飲料水(500ml×8~10本)

  • 非常食(乾パンやレトルト、ゼリー状の食品など2箱程度)

  • <停電時用>

  • 懐中電灯(予備電池含め2個)

  • ろうそく(2本+マッチ・ライター×2つ)

  • 携帯ラジオ(手巻き充電式が望ましい)

  • <医薬品>

  • 救急セット

  •  (常備薬、三角巾、包帯、ガーゼ、脱脂綿、ばんそうこう、ハサミ、ピンセット、消毒薬、整腸剤、持病のある方はそのための薬(薬品名のメモも))
     (救急ボックスなどのセットで売っているものが便利です)


    <生活・衛生用品>

  • レジャーシート(1人あたり1畳分程度)

  • タオル(4枚以上で沢山あるとより良い)

  • ポリ袋(大きめを10枚程度)

  • トイレットペーパー

  •  (1ロール、水に溶けるため、ティッシュより使いやすい)
  • ウエットティッシュ(2個~)

  • 簡易食器セット(家族分)

  • <貴重品>

  • 現金(硬貨も)

  • 身分証明書、保険証、住民票のコピー

  • 預貯金通帳、印鑑

  • 権利書、各種カードなど

  • <避難・救助用品>

  • 笛、コンパス、ナイフ、ロープ(7m以上)

  • シャベル、バール、ノコギリ、 ハンマー等の工具(小型のアウトドアグッズが持ち運びに便利)

  • また、「2次持ち出し品」とは、
    最初の避難の後に再度自宅から避難所へ持ち出し、
    3~4日間の避難生活を送るためのものです。


    「1次持ち出し品」に加え、+αの飲料や
    食料、衣料品、生活用品を準備しておくと良いです。


    生活用品は、卓上コンロやガスボンベをはじめ、
    コロナ禍以降大きなブームとなりました「キャンプ」や「アウトドア」。
    これらの道具も非常時にも使うことができますね。


    私たちの家づくりでは、
    「災害に強い家・安全を確保しやすい間取り」
    をお約束しておりますが、


    それでも想定以上の被害が発生し、避難をしなければいけなくなった時に、
    「持ち出し品(特に1次持ち出し品)」を常々どこに確保しておくか、
    といったところにまで気を払い、間取りを考えていくことも
    これからは大切になっていきそうですね。






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    家具のこだわり方「ダイニングテーブル」

    こんにちは。
    皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。


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    突然ですが、皆様は家具にこだわりってありますか?


    木目の美しいウッド基調な家具。

    デザインにこだわった好きなブランド。

    モノトーンな色の家具。

    はたまたカラフルな色の家具を揃えているなど。

    皆様それぞれにこだわりはあると思います。


    家具選びはとても楽しい作業です!

    特に新しく家を建てるときは新調し、気合を入れて選ぶこともあります。


    なかでもダイニングテーブルについて考えてみます。


    ダイニングテーブルは、毎日の食事だけでなく、
    友人を招いたパーティーでワイワイ囲んだり、
    ちょっとした書き物の際に使ったり...


    一つの役目だけでなく、様々な機能を持つだけに、
    より一層慎重になります。


    「ナラのムク板がいいかしら?」

    「メープルを使った北欧風デザインも捨てがたいわね」などなど...

    細かなところから、本当に悩みはつきませんよね。


    でもちょっと待ってください!!


    デザインばかり考えてしまいがちですが、
    大きさは大丈夫でしょうか?


    ダイニングルームは、住宅の中でも多くの人が集まる場所です。


    それだけに、テーブルの周りには人が動けるだけの
    空間が十分に確保されている必要があります。


    どのようなテーブルを、どのように置くか?だけでも、
    ダイニングルームの設計は大きく変わっていきます。


    卓の高さや座の高さにもいろいろな種類があります。


    カウンターのようにして、ハイチェアで。
    はたまた、リビングの機能も兼ね備えるように
    床に座る「床座スタイル」で。


    このように、テーブルの高さが変わると、
    座り方も変わってきますが、
    実は、このテーブルの高さと座る高さの相対的な差は
    どんな高さであろうとほぼ一定になるのです。

    この差を「差卓」といいます。


    差卓は体格によっても微妙に異なりますし、
    和食か洋食か(箸かナイフ・フォークか)によっても微妙に異なります。


    ただ、専門料理店でもない限り、
    差尺は270mm前後と覚えておけば良いでしょう。


    ダイニングテーブルを置く場所を設計の時から決めておいて
    あえて壁を出す設計をしてみてもいいですね。


    左右対称で壁を出すとバランスよく見えますし、
    片側だけの壁を出すのも個性的で良いですね。


    と、いうわけでダイニングの設計は、テーブル廻りの前後左右、
    そして上下の寸法を確保する必要がり、
    リビングとの関係性も重要になってきています。


    今一度、ご自身のライフスタイルと照らし合わせて、
    どのようなダイニングが良いのか、
    そして、どんなダイニングテーブルが適しているのか。
    ぜひ考えてみてくださいね。






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    「Life Style Design」


    ライフスタイルをデザインする。


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