世界を驚かせる建築物

こんにちは。
皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

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先日、パリオリンピックまで残り100日を切ったというニュースがありました。
コロナ禍で無観客で開催された東京オリンピックから
早くも3年が過ぎたということに驚きを隠せません。


その東京オリンピックのメインスタジアムであった
隈研吾氏が手掛けた新国立競技場、

『杜のスタジアム』

木をふんだんに使用した、美しい競技場です。


その他、日本には丹下健三氏が設計した事で有名な、
国立代々木競技場もあります。
また、香川県庁舎も素晴らしい建築物です。


隈研吾氏、丹下健三氏。
この2人の設計で共通している点は、日本の伝統美を取り入れ
上手く融合させている事ではないでしょうか。


新国立競技場には視界をさえぎる柱が一切ない事が話題になりましたが、
実は、国立代々木競技場の屋内も柱が1本も使われていない事をご存じでしたか。


代々木競技場に入った方はわかるかと思いますが、
選手と観客を一体化させるあの無柱の解放感は、
2本の支柱と2本のケーブルで屋根を支えた
吊り構造という方法で実現しています。

その美しい曲線(反り)はそのまま外観にもなっていますね。


この曲線(反り)は、単調になりがちな外観を、
美しく伝統的な形で表現する事を可能にするので
お城の石垣や、お寺の屋根など、古来からよく使われていますね。


香川県庁舎の外観はシンプルなコンクリート打ち放しですが、
あの清水寺の舞台を支える木組みを彷彿させる造りです。

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外壁を前に出さずに庇と縁を張り出させるデザインも
日本の寺院建築が得意とする手法ですし、
等間隔で並べた縦長の断面のバルコニーの小梁は、
五重塔の深い軒を支える垂木のような印象を与えたかったとのことです。

世界を驚かせた建築物でもある、
2人の巨匠が作った新国立競技場と代々木競技場。


今後も、たくさんの方に見ていただきたいですし、
夢を持った選手達の希望の場所でもあり続けてほしいものです。

あっと言わせる建造物ではないかもしれませんが、
私たちも家づくりに携わる一人として、住まう人だけではなく
設計から現場の職人の想いが結集したものであると感じ
家づくりそのものに、大切に取り組ませていただいています。


家づくりでお悩みの方や、新築やリフォームをお考えの方に
これからも、寄り添える工務店でありたいと考えております。

お気軽に、弊社までご相談くださいね。






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