夏休みで出費が増えた今こそ考えたい|家づくりで変わる「これからの家計」

こんにちは。

皆様の家づくりを素敵な思い出に導く、家づくりコーディネーターの纐纈 泰章です。

夏休みも、いよいよ終わり。

旅行やレジャー、帰省、外食、子どもたちとのお出かけなど、楽しい思い出が増えた一方で、家計簿やクレジットカードの明細を見て、

「今月、思ったより使ったな......」

と感じているご家庭も多いのではないでしょうか。

さらに暑い夏は、家にいる時間が長くなればエアコンを使う時間も増え、電気代も気になるところです。

こうして毎月の支出を改めて見てみると、これから家づくりを考えている方の中には、

「ここに住宅ローンが加わっても大丈夫なのかな?」

と不安になる方もいるかもしれません。

でも、家づくりのお金を考えるときに大切なのは、「いくらの家を建てられるか」「住宅ローンをいくら借りられるか」だけではありません。

家を建てた後には、住宅ローンだけでなく、光熱費や税金、メンテナンス費など、さまざまなお金がかかります。

一方で、これから建てる家の性能や設計によっては、冷暖房などに必要なエネルギーが変わり、毎月の光熱費にも影響します。

だからこそ家づくりでは、

「家を建てるためにいくら必要か」だけではなく、「その家で暮らし続けるためにいくら必要か」まで考えること。

夏休みで少し膨らんだ家計を振り返るこの時期だからこそ、今回は「家を建てた後の家計」という視点から、これからの家づくりを考えてみたいと思います。


moriyama-skip-floor-2nd-living-house-living-dining-02.jpg


家づくりのお金は「住宅ローン」だけではありません

家づくりの資金計画というと、まず気になるのが住宅ローンではないでしょうか。

「月々いくらなら返済できるか」

「いくらまで借りられるか」

もちろん、どちらも大切な確認です。

ただ、実際の暮らしで家計から出ていくお金は住宅ローンだけではありません。

たとえば、

・電気・ガス・水道などの光熱費
・固定資産税などの税金
・将来の修繕やメンテナンス費
・火災保険・地震保険
・車や交通にかかる費用
・子どもの教育費
・食費やレジャー費

などがあります。

そして、家計はずっと同じではありません。

子どもの成長によって教育費が増えることもあれば、働き方が変わることもあります。旅行や趣味など、家族として大切にしたいこともあるでしょう。

だから私たちは、家づくりの予算を考えるとき、「いくら借りられるか」だけではなく、「これからどんな暮らしをしていきたいのか」まで一緒に考えることが大切だと思っています。


家を建てることで「毎月の支出」が変わる部分もあります

家を建てると住宅ローンという新しい支出が生まれます。

一方で、家づくりによって変えられる可能性がある支出もあります。

その一つが、冷暖房などに使うエネルギーです。

夏の暑い日に、

「エアコンをつけてもなかなか涼しくならない」

「2階に上がると暑い」

「一日中エアコンが動いている」

と感じることはありませんか?

住宅の冷暖房に必要なエネルギーは、エアコンそのものの性能だけで決まるわけではありません。

断熱性能や気密性能、窓の性能、日射の入り方、建物の形や間取りなど、住まいそのもののつくり方も関係しています。

たとえば断熱性能を高めることで、外の暑さの影響を受けにくくし、冷房した室内の温度も保ちやすくなります。

つまり、

住宅の省エネ性能を考えることは、快適な住環境だけでなく、住んだ後の家計を考えることにもつながっています。

高断熱住宅やパッシブ設計と電気代の関係については、以前の記事でも詳しくご紹介しています。

→関連記事
「電気代が高騰する今だから考えたい、省エネ住宅の暮らし方」

「高性能な家=必ず家計がお得」とは限りません

ここで、一つ気をつけておきたいことがあります。

それは、

「住宅性能を高くすればするほど、必ず家計がお得になる」と単純には言えないことです。

住宅性能を高めるためには、断熱材や窓、設備などに一定の費用が必要になります。

一方、実際の光熱費は、

・家族の人数
・在宅時間
・エアコンの使い方や設定温度
・生活スタイル
・建物の大きさ
・住宅設備
・エネルギー価格

などによっても変わります。

そのため、「高性能住宅なら年間○万円得をする」といった数字だけを見て判断するのではなく、建てるときに必要なお金と、住み始めてから必要なお金の両方を見ることが重要です。


家づくりの予算は「建てる費用+暮らす費用」で考える

住宅価格が上がっていると、どうしても、

「少しでも建築費を抑えたい」

と考えたくなります。

もちろん、予算を守ることはとても大切です。

ただし、建築時の価格だけを下げることが、その後の家計にとって一番良い選択になるとは限りません。

たとえば住宅性能にかける費用を抑えたことで、住み始めてから冷暖房に必要なエネルギーが増えれば、その費用は毎月の家計から支払っていくことになります。

反対に、住宅性能を追求するあまり建築費が大きくなり、住宅ローンの負担によって旅行や外食、子どもの習い事などを我慢し続けることになれば、それも家族が望んでいた暮らしとは違うかもしれません。

だから考えたいのは、

建築費 + 住宅ローン + 光熱費 + 維持費 + 家族が暮らしに使いたいお金

という家計全体です。

大切なのは「一番安い家」を探すことでも、「一番性能の高い家」を目指すことでもありません。

自分たちが望む暮らしを無理なく続けられる、その家族にとってバランスのよい住まいを考えること。

それが家づくりの資金計画ではないでしょうか。


30年、40年続く「暮らしのお金」まで考えてみる

家は、建てて終わりではありません。

むしろ、完成してからの暮らしのほうがずっと長く続きます。

だから、家づくりのお金について考えるときには、住宅会社から提示された建物価格や毎月の住宅ローン返済額を見るだけでなく、

「子どもが大きくなったら、どんなことにお金を使いたい?」

「家族旅行には行きたい?」

「趣味は続けたい?」

「教育費はどのくらい考えておきたい?」

「将来のために、どのくらい貯蓄しておきたい?」

そんなことも、ご家族で話してみてください。

これらは家の間取りや設備の話ではありません。

でも、どれも家づくりを始める前に考えておきたい「暮らし」の話です。

家のために人生があるのではなく、自分たちが望む人生や暮らしを実現するために家があります。

だからこそ、住宅ローンの返済だけで家計をいっぱいにするのではなく、その先の暮らしまで考えて予算を決めることが大切だと私たちは考えています。


夏休みの家計を「これからの暮らし」を考えるきっかけに

夏休みに増えた出費を見て、

「ちょっと使いすぎたかな」

と思うこともあるかもしれません。

でも、その支出の中には、家族旅行や子どもとのお出かけなど、大切な思い出につながったお金もあるはずです。

家づくりの目的は、そうした楽しみをすべて我慢して住宅ローンを返すことではありません。

家族で過ごす時間も、子どもの教育も、趣味も、旅行も、そして毎日の住まいも。

そのすべてを含めて「どんな暮らしをしていきたいのか」を考えることが、家づくりのスタートです。

住宅価格だけを見るのではなく。

住宅ローンだけを見るのでもなく。

光熱費だけを見るのでもなく。

住宅性能だけを見るのでもなく。

それぞれを一つにつなげて考えてみる。

夏休みが終わり、いつもの生活に戻っていくこのタイミングで、一度ご家族の家計と、これからの暮らしについて話してみてはいかがでしょうか。


家づくりと家計についてよくあるQ&A

Q. 住宅ローンは、借りられる金額まで借りても大丈夫ですか?

住宅ローンで「借りられる金額」と、家族が「無理なく返していける金額」は同じとは限りません。

住宅ローンだけではなく、教育費や車、旅行、趣味、貯蓄など、これからの暮らしに必要なお金も含めて考えることが大切です。

「いくら借りられるか」ではなく、「どんな暮らしなら無理なく続けられるか」から予算を考えてみましょう。


Q. 高断熱・高気密住宅にすると電気代は安くなりますか?

断熱性や気密性を高めることは、冷暖房に必要なエネルギーを抑えるうえで重要な要素です。

ただし、実際の電気代は建物の大きさや家族構成、設備、暮らし方、エネルギー価格などによって変わるため、一律に「○円安くなる」とは言えません。

光熱費だけではなく、建築時の費用や快適性なども含めて考えることが大切です。


Q. 家づくりの予算を決めるとき、最初に何をすればいいですか?

まずは住宅会社の見積もりを見る前に、現在の家計と、これから実現したい暮らしを整理してみることをおすすめします。

毎月の生活費だけではなく、教育、旅行、趣味、車、貯蓄など、家族としてこれからも大切にしたいものを書き出してみると、住宅に使えるお金の考え方が少しずつ見えてきます。

家づくりの資金計画は、家の価格を決めるためだけのものではありません。

家を建てた後も、自分たちらしい暮らしを続けるための計画です。


まとめ|「いくらの家を建てるか」の前に考えたいこと

家づくりを考え始めると、建築費や住宅ローンの金額に目が向きがちです。

でも、本当に考えたいのは、

「その家を建てた後も、家族が望む暮らしを無理なく続けられるか」

ということではないでしょうか。

住宅性能も、住宅ローンも、光熱費も、家族旅行も、子どもの教育も、すべて別々の話ではありません。

家族の暮らしという一つの視点から考えていくことで、自分たちに必要な家の大きさや性能、そして無理のない予算も少しずつ見えてきます。

「自分たちの場合、住宅にどのくらいのお金をかければいいんだろう?」

そう思ったら、いきなり家の価格を決める必要はありません。

まずは、これからどんな暮らしをしていきたいのか。

そこから家族で話してみることが、家づくりの最初の一歩になると思います。






まずはこちら「デジタルカタログ」


資料のご請求はこちら




各種イベント開催中


【随時開催イベント】



【期間限定開催イベント】







「Life Style Design」


ライフスタイルをデザインする。


家というモノを通して、豊かな人生を創造します。






PageTop